八戸ウェブサービス業務外日誌

2016年、青森県庁を退職しました。青森県八戸市にて、ウェブライターとして開業。

ハイブリッド車とガソリン車、どっちがお得? 没原稿UP

 車にかかる諸経費を節約するには、まず考えなくてはならないのが、購入時である。購入時に諸経費がなるべく安くなるように車を選択することが、何より大事である。

 購入時にかかる諸経費の中でも、自動車取得税は軽自動車が、自動車税は、排気量の少ない車が安いので、単純に小さな車を買うほど節約できるのは、当たり前のことである。

 諸経費の中でも、一番お金がかかるのが、ガソリン代ではないかと思う。ハイブリッド車とガソリン車、どちらを選択すれば、お金を節約できるだろうか。

 ホンダのフィットハイブリッドとフィット(ガソリン車)を比較してみたい。ホンダの公式ホームページ(http://www.honda.co.jp/Fit/)にあるデータを用いて、ガソリン代を比較してみよう。

 

ハイブリッド車とガソリン車のガソリン代

 ハイブリッドの代表的なグレードとして、Fパッケージコンフォートエディション(FF)が紹介されている。燃費は、33.6km/lと紹介されている。ガソリン車の代表的なグレードとして、13G(FF)が紹介されている。燃費は、26.0km/lである。

 資源エネルギー庁の石油製品価格調査によると、2016年8月8日時点での東京都におけるガソリン代(レギュラー)は、1lにつき123.3円である。

http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html

 国土交通省の資料によると、

http://www.mlit.go.jp/jidosha/iinkai/seibi/5th/5-2.pdf

自家用乗用車の年間平均走行距離は、10,575kmである。

 以上のデータより、年間のガソリン代を計算すると、フィットハイブリッドの場合、10,575÷33.6×123.3≒30,806円である。フィット(ガソリン車)の場合、10,575÷26×123.3≒50,149円である。

 

■自動車を5年間所有した場合

 自動車を5年間所有するとすると、フィットハイブリッドの場合、ガソリン代は154,030円。フィット(ガソリン車)の場合、ガソリン代は250,745円。その差額は、96,715円となる。

 もし、車体の購入代金の差額が、96,715円よりも大きければ、ガソリン車を購入したほうが得になるし、96,715円よりも小さければハイブリッド車の方が得をする。販売価格を見てみよう。

 全国メーカー希望小売価格(消費税込み)を比較すると、フィットハイブリッドの場合、1,826,000円。フィット(ガソリン車)の場合、1,299,800円である。車体価格に526,200円もの差がある。

 ここで、車体の売却価額も見てみよう。自動車の減価償却は6年間なので、5年間乗った車は単純な定額法で、フィットハイブリッドが340,333円、フィット(ガソリン車)が216,633円である。差額は123,700円であり、車体価格の差、526,200円を埋めることができない。

 東京都において、自動車を平均的に利用をする場合は、ガソリン車の方が圧倒的に節約となる。

 

■自動車を平均使用年数(11年)使用した場合

 前述の国土交通省の資料によると、自動車の平均使用年数という指標も掲載されている。そちらの方も計算してみると、乗用車の平均使用年数は、11.0年となっている。

 ガソリン代は、フィットハイブリッドの場合、338,866円、フィット(ガソリン車)の場合、551,639円となる。差額は、212,773円となる。この場合も、ガソリン車の方が得をすると考えられる。

 仮に車体価格の値引きが、フィットハイブリッドで、フィット(ガソリン車)より、313,427円多く値引きを受けることができれば、フィットハイブリッドの方が得であると言える。

 しかし、現実的に、ガソリン車にも値引きはあるし、ハイブリッド車の方が値引きは少ないと考えられるので、平均的な走行距離を利用する人は、ガソリン車の方がコストを節約できると考えられる。